耐火モルタル キャスタブル
硬化時間 | 24時間(20℃) |
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特長
- 1400℃の耐火性能があります。
- コテ塗り、流し込みなどの施工が行えます。
- 収縮がほとんどなく、正確な寸法が得られます。
用途
- 暖炉・ピザ窯・BBQコンロ など
- 工業用窯業炉・高温窯炉・特殊窯炉 など
使用方法
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練り混ぜ
- 混練には、モルタルミキサー又はトロ船などを用いてください。
- 練り水は少量ずつ加えながら、約3~4分程度十分に練り混ぜてください。
- 練りあがった材料を球状にして約30cmほど上に投げて手の平で受取るとやや扁平となり指の中ほどまで出た状態を標準とします。
- 現場状況により標準水量で施工が不可能な場合には、監督員と相談し水量を決定してください。
- 混練後必ず30分以内でご使用ください。
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施工(流し込み)
- 耐火モルタルを型枠の隅々まで気泡や空隙がない様に充填するために、棒などでよくつつく事が必要です。
- 特に細密な構造を必要とする場合水分を少なくしてよく突き固めます。
- 所定の厚さに対しては、流し込みを必ず均一に行ってください。
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施工(コテ塗り)
- メタルラス等の支持材を仕上げ厚さの約2/3の厚さにほどの厚さにはり、その上から手で空隙が出来ない様に注意し耐火モルタルを押し込みます。
- 所定の厚さになるように仕上げます。
- 表面をコテできれいに仕上げてください。
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養生
- 養生は塗りこみ作業後、原則として24時間以上養生します。
- 施工完了後、約3~4時間で発熱します。
- 夏季施工・高温時には必要に応じて散水養生を行ってください。
- 養生中は風通しを良くしてください。
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加熱・乾燥
- 所定の昇温スケジュールに従い加熱昇温を行ってください。
- 炉内の温度が均一になるように注意してください。
- 乾燥時の爆裂トラブルやクラックの発生などを抑えるために低温時の温度管理に注意しフレームの安定を図り、火炎が直接施工体にあたったり、急加熱にならない様に注意してください。
- 大きな構造体の場合、自然乾燥を充分に行った方がより良い結果が得られます。
注意
- セメント製品の特性につきましては、「セメントの基礎知識」をご覧ください。
- セメントはアルカリ性のため、施工の時はゴム手袋等を必ず使用してください。
- 万一目に入ったときは、すぐ洗眼し医師の手当てを受けてください。
仕様
製品名 | 容量 | 水量 | 施工目安 | JANコード |
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耐火モルタル キャスタブル | 25kg | 3.5~4ℓ | 0.015㎥ | 4975160101071 |