WATUS-ウォータス-
仮設卜イレの常識を変えるウォー夕ス
ウォータスは排泄物をバクテリアによリ分解させて、その水を処理水として循環します。排水が不要なため、排水できない場所でも設置が可能な水洗トイレです。
水を外部に、周辺環境を保全します。衛生的で限りなく無臭に近いトイレ空間を実現しています。
使用例
- 陸上自衛隊の野外訓練用トイレとして、防衛庁(現防衛省)と共同開発し完成させた、下水設備の必要がない移動式の自己処理型水洗トイレです。
1998年長野冬季オリンピック、2005年山梨ゆめ富士国体などに導入されたほか、 能登半島地震・東日本大震災でも使用されました。
2008年5月の中国四川省大地震の際には、「ウォータス」5台を四川省政府に寄付するとともに、デンマーク赤十字社の救援隊用トイレとしても8台使用されました。
標準データ
構造(PE/木造) | PE(ポリエチレン)製、下部装置FRP製/木製 |
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屋根(PE/木造) | PE(ポリエチレン)製/鋼板葺き |
外壁(PE/木造) | PE(ポリエチレン)製/木製(防虫防蟻塗装) |
天井(PE/木造) | PE(ポリエチレン)製/木製 |
内壁(PE/木造) | PE(ポリエチレン)製/木製 |
床 | FRP製 |
建具 | 換気窓、円形ガラリ(木造のみ)、フック、小物置場 |
電気設備 | ブロワ、人感センサーライト |
衛生器具 | 和式便器または洋式便座、紙巻器、便座除菌装置、サニタリーボックス |
基礎 | コンクリートベタ基礎(別途工事) |
その他 | 常流式:汚水分解(循環バイオ)処理装置内蔵 要:100V電源(70W)・上水750ℓ(初回設置および汲み取りごと) 発電機での利用が可能 夏季:7~15人槽、冬季:5~6人槽(目安) |
仕様
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木製(防腐・塗装済)
品番 TB0-J-101(木造) サイズ 内寸法940×1850mm -
PE製
品番 TB0-J-102(PE) サイズ 内寸法790×1060mm
標準装備
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除菌シート(便座除菌用)
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洋式と和式が選択可能
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二重ロック
注意
- ウォータス設置には「100V電源(70W)」が必要です。(1ヶ月の電気代はおよそ1,000円ほどです)
- 初回設置と汲み取り時に、750ℓの水が必要です。また、渇水時に水を補給することがあります。
- 1年に1回は、汲み取りをしてください。また、集中して800回程度使用するとオーバーフローしますので、汲み取りが必要になります。(オーバーフロー時には、便器近くにある満水ランプが点灯します。)点灯から50回程度は使用できますが、できるだけ早く汲み取りを行ってください。
- 使用人数は「冬で5~6人」「春と秋で7~8人」「夏で10~15人」と、季節によって異なります。
また、観光地などで、連休や週末に使用頻度が高まる場合でも、平日に使用回数が下がるのであれば、適切に処理されます。 - 気温がマイナス5度を下回る場合では、凍結するため使用できなくなる場合がございます。寒冷地用オプションもございます。
- 満水警報システムにより満水時には自動的に報知しますので汲み取りしてください。渇水時(特に夏場)は水の流れが悪くなりますので補給してください。
- 確認申請を必要とする場合、構造計算書は提出できない商品です。特性をご理解のうえ、ご検討ください。
特長
- 限りなく無臭に近い室内を実現。室外でも大幅にニオイを軽減しています。
- 水洗なのに排水が無く、水洗用の水を常時準備する必要がありません。渇水時に水を補給する場合があります
- 排水を外部に一切出さないので、周辺環境を保全します。洗浄水は循環リサイクル方式なので省資源で経済的です。
- 水、電気のない場所や厳寒地での通年使用が可能です。
水は初期導入は必要です。電気はソーラーシステム(オプション)で運用します。厳寒地ではヒーターが必要です。 - 季節や用途に応じて移設して有効利用できます。
- 浄化槽設備を伴う施設と比較し設置費用が約1/3程度。
- 24時間、便器に水が流れ続けるので、擬音装置の役割もあります。
- 通常の汲み取り式トイレに比べて、汲み取り回数が5~10分の1程度です。夏場で7~15人槽、冬場で5~6人槽(目安)の機能があリます。
- 河川法対応型製品のため、河川敷に設置することが可能です。
- 災害時発電機を使用することで十分な機能を発揮します。
- トイレブースはFRP製、木製から、便器は和・洋から選べます。
- 特許取得製品(商標登録済み)で現場用トイレのイメージアップ推奨品です。